今やポケモンをも凌ぐ人気の妖怪ウォッチの人気の秘密を分析してみます。
(プロモーションなどは除く)
妖怪ウォッチの人気の秘密は多く分けて下記の4つです。
・ジバニャンがかわいい
・ストーリー=妖怪
・日常に非日常の要素がひとつ存在する
・妖怪メダルを集める
ジバニャンがかわいい
マスコット的存在のジバニャン。
ポケモンでいえばピカチュウのような存在です。
マスコット的キャラクターのジバニャンがかわいいというのがまずポイントです。
もしジバニャンがいなかったら誰が一番人気があったでしょうか?
ジバニャン以外だとこれと言ったキャラクターが思い当たらないので
ジバニャンの存在は非常に大きいように思います。
ストーリー=妖怪
アンパンマンの場合は、ストーリー=キャラクターでしたが、
妖怪ウォッチでは、ストーリー=妖怪となっています。
ストーリーのネタが妖怪の能力の話になっているのです。
また、妖怪の名前もその能力をもじったダジャレにもなっていてわかりやすくなっています。
日常に非日常の要素がひとつ存在する
日常の中にひとつの非日常が存在し、何か変なことがあると
妖怪のしわざかもしれない、と思わせます。
そこで妖怪を発見し、やっつける(友達になる)のです。
この、何か変=妖怪のしわざ、という構成がありそうでなかった非常におもしろい要素だと思います。
また、どの妖怪がどういう風にやっつけるのかもポイントです。
その妖怪の能力を活かしたストーリーもギャグ風でコミカルに表現されており、
妖怪に取り憑かれている割にはギャグでおもしろく表現されています。
ストーリーのおもしろさもポイントです。
妖怪メダルを集める
やっつけた妖怪(友達になった妖怪)はメダルにして集めることができます。
手に入れたポケモンを集めるのと同じように、妖怪を集めることができます。
対象となるキャラクターを手に入れて集めることができる、という要素は重要です。
そのため、キャラクターの数も段々と増えていく(増やす)ことになります。
妖怪ウォッチがうまいのは、このメダル、妖怪ウォッチをリアルの世界でも手に入れられるようにしたことです。
時計で妖怪を見つけるとか、時計にメダルを入れるとか常識で考えるとおかしな設定ですが、
逆にリアルに手に入れられるようにあえてこういう設定にしたのだと思います。
常に身に付けるものというところから発想したのかもしれません。
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